Musikfreunde"燦"

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Musikfreunde燦 団員の皆さまへ

新年あけましておめでとうございます。
団長のシューマンこと浅野です。
オケの皆さんも合唱団のみなさんも、
健やかにお正月を迎えられたこととお喜び申し上げます。

東京近郊は年末年始、やや寒い日はあったものの、青空が広がり、気持ちのよい日々が続きましたが、本番が近づき、皆さんの心の中は、どれだけの青空が広がり、ワクワク感が出てきているでしょうか。
150名近くの団員が川合良一という凄い指揮者の下に集ったわけですから、そのワクワク感を川合先生やソリストの先生方とも共に、是非ともお客さまにお届けしたいものです。

小職にとっての「ワクワク感(その1)」は、
今回の演奏会がモーツァルトプログラムということです。
前半がハフナー、後半がレクイエムと、天才の陽と陰の音楽が対比されており、またレクイエムの中でも最初のイントロイトスと終曲のコンムニオでは陰と陽(川合先生の言葉を借りれば、受験前の不安感と合格後の幸福感)の対比があり、演奏会全体としてわが団が、これを表現できると最高に素晴しいのではないかと思います。

「ワクワク感(その2)」は、
年末の12/22にソロ合わせがあり、その練習録音も聴いていただいたかと思いますが、オケ・合唱問わずいろいろな課題があったのではないかということです。
そして全員で合わせる機会は、1/5と1/6の2回のみです。
団員一人一人が、本番で悔いの残らないような演奏をするためには、この2回のアンサンブルに向けて、事前に十分な練習や準備をして、アンサンブルではそれを仲間とともに確認してゆくようなことが大切ではないかと思います。
せっかく長い期間掛けて練習したのに、自分自身で自信をもって演奏できなかったら面白くないですよね。
こうした想いさえ持っていれば、演奏レベルはまだまだ相当にレベルアップしてくる筈だというのが、わたしの「ワクワク感(その2)」です。
どうぞ皆さん1/5の練習に向けて準備を是非、よろしくお願いいたします。

そして「ワクワク感(その3)」、
あと11回寝ると泣いても笑っても本番を迎えるということです。
本番までの1日1日を大切にしながら、レクイエム最後のAdagioで、オケと合唱が’quia pius es’と奏で上げ、先生のタクトが降ろされた瞬間に、万雷の拍手とブラボーの声が会場内を渦巻き、皆さんの心からの笑顔が見られること、本当に今からワクワクします。

本番の大成功に向け皆さん、お互いに頑張りましょう!
そしてくれぐれも体調の管理には留意されて下さい。

 

2019年1月元旦

Musikfreunde燦
団長 浅野紀久男