Musikfreunde"燦"

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演奏会プログラムと歌詞カード


第3回演奏会のプログラムが完成しました。
第1回、第2回と受け継がれてきたプログラムの表紙デザインを伝統として踏襲しながら、今回は明るい色に変えてみました。演奏会チラシのベースに使われた素敵なデザインを、デザイナーさんがプログラムにも使ってくださいました。
演奏曲の解説は抜粋でご紹介しましたが、楽章や曲ごとの詳細解説は執筆陣が曲や時代背景などいろいろ調べ上げて書いておりますので、開演前や休憩の間、お帰りの際の振り返りにもお読みいただけたらと思っております。

プログラムに挟み込まれた歌詞カードもちょっとこだわりました。
戴冠式ミサ」は合唱の団内指揮者である車さんが、団員が楽曲への理解を深めるための練習資料づくりで得られた知識をもとに、ラテン語の語順を極力変えずに作られた日本語訳です。ミサ曲の中で大切に歌われる言葉を、ラテン語の意味と対比しながら読めるように工夫されています。
 武満徹の「うた」は例えば二曲目に演奏される「見えないこども」の詩に見られる“配語を揃えていない”ところに、谷川俊太郎さんの詩に込められた想いが感じられるかもしれません。ご来場の皆さまにも武満徹さんが大切にされた詩に触れてから、あとは「武満トーン」に身を任せてじっくりお聴きいただきたい曲です。

ぜひ会場に足をお運びください。