Musikfreunde"燦"

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感無量・第1回演奏会御礼

2017年1月14日(土) 、Musikfreunde"燦" の第1回演奏会は、1300名余りのお客様にご来場いただき、会場の大歓声を惜しみながら、ここに無事終演することができました。

演奏会に至る道のりは長く、険しいものでしたが、川合良一の下、一つの音楽をお届けしようという強い気持ちが結実したことは、私たち演奏者としても大変感慨深いものがあります。
会場にお越しいただいたみなさま、素晴らしい四重唱を織り交ぜていただいたソリストの先生方、私たち Musikfreunde"燦" の活動を支えていただいた全てのみなさまに改めて御礼申し上げます。

Musikfreunde"燦" は、ここからが本当のスタートです。この強い気持ちを原動力に、川合良一とともに、第2回、第3回と音楽を創り続けてまいりたいと思いますので、
今後ともご指導の程よろしくお願い申し上げます。

コンドル(conductor) 川合より

皆様、新年あけましておめでとうございます。
音楽集団 Musikfreunde “燦” は、ベートーヴェンの第九を演奏する事によって、新しい時代をスタートさせます。

その演奏会の練習も、残すところ あと二回。
1月7日には、ソリスト、合唱、オーケストラが揃っての、最後の練習。
翌 1月8日には、ゲネラル•プローベ。
そして、1月9日には、マル秘の強化練習(えっ?)

これまで、多くの時間を費やして皆で協力し合って作り上げてきました。演奏面だけでなく、企画制作面でも多くの方々の御協力無しには、この演奏会は成り立たなかったと思います。

演奏会のチラシをご覧になったことと思います。小生の友人である K.K. 氏の力作は、大いに私たち演奏陣を力付けてくれました。あの図柄の中には、今回の曲だけでなく、Musikfreunde “燦” の理念が凝縮されています。そして、団のロゴも決定いたしました。制作を担当してくれたのは Y.T.氏。音楽は時間芸術であり一瞬で消え去りますが、人々の心に深く刻まれることでしょう。絵画や図案は、末長く形を残します。どちらも素晴らしい芸術表現ですね。


一方、今回の練習の段階で第九という曲の難しさも再認識いたしました。そして何よりもアマチュア演奏家の練習に対する認識の甘さも痛感させられました。大曲に挑戦することこそが、そのオーケストラのステータスを上げるのだと、勘違いしている人が多過ぎます。巷には、マーラー全曲制覇、ショスタコーヴィチ全曲制覇 が大流行りですが、ただ挑むだけの演奏にどれだけの意義があるのでしょうか? 不消化状態での演奏会は、自己満足に過ぎないのです。

第九はもちろん、色々な意味で大曲なのですが、普遍的な物への憧れを秘めた奥の深い曲でもあり、だからこそ、真剣に取り組んでも急峻な頂上に到達するのは大変な事なのです。

(1)基本に帰ろう。基本に忠実であろう。
(2)演奏家としての良心に恥じない練習を積み重ねよう。

今回の演奏会の本番で、大輪の花を咲かせることが出来るかどうか、今一歩の努力が問われております。

2017年1月吉日      川合良一 

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
Musikfreunde "燦"、実行委員長の浅野です。
皆さま、ご家族等と共に、穏やかな新年を迎えられたのではないかとお喜び申し上げます。

ところで、昨年2016年は英国のEU離脱、米次期大統領にトランプ氏が選出されるなど、想定外の出来事が多く、驚きの一年でした。今年はどのような年になるでしょうか。
干支(えと)から言いますと今年は「酉(とり)」年、しかも60年に一度の「丁酉(ひのととり)」で、世の中が騒がしくなると言われています。

が、今年はいよいよ私たちMusikfreunde "燦"の旗揚げの年です。
演奏会は既にご案内のとおり1月14日(土)にミューザ川崎で行われ、ベートーヴェン交響曲第9番「合唱付き」を演奏します。

第9と言いますと、特に日本では年末恒例で、皆さんの中にも、年末に演奏会、TVなどで第9を聴かれた方も多いのではないかと思います。
今回の年明けに第9の演奏を行うにあたっては、演奏会にお声掛けした方から「第9は年末ではないのですか」との質問をよく受けました。

ここが私たちMusikfreunde "燦"のこだわりの一つであります。
第9はベートーヴェンが人類にとっての理想の世界(=楽園、Elysium)を謳い上げた、壮大で崇高な音楽です。
そうした音楽であるからこそ、年末ではなく、気持ちも新たな年明けに演奏することが相応しいのではないかと考えたわけです。

私どもの第9の演奏で、「丁酉」が騒がしい一年ではなく、「燦々」と輝く、明るい一年にしてゆきたいと思います。
どうぞたくさんの皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております。

また、Musikfreunde "燦"は新たな音楽集団として、今回の第9の演奏会で終わらせることなく、今後も定期的に活動してゆきたいと考えております。
今後とも、変わらぬご支援、ご指導をいただければと思います。

2017年元旦

Musikfreunde "燦" 実行委員長 浅野紀久男

 

次回、演奏会前最後の配信は1月6日ころの予定です。

【+予告編】Musikfreunde"燦" オケ&合唱団紹介

さて、昨日に引き続きの連投ですが、本日はいよいよMusikfreunde"燦"のオーケストラ&合唱団のメンバーをご紹介していきたいと思います。最後に予告編もありますのでお楽しみに。

では、まず、川合先生の指揮する合唱団から集まった個性的な仲間たちに、旗揚げ公演に向けた意気込みを聞いてみましょう!

混声合唱団LOCUSは結成20周年。日曜の夜なら集まれるメンバーで隙間産業?的に活動を続けています。 そんなわけで今回は約半数の参加にとどまっていますが、その分濃縮された歌声で音楽に加わりたいと思っています。
混声合唱団LOCUS

 

今回の参加メンバーの中ではむしろ少数派の現役組です。普段の練習とは異なり、大人数で行うアンサンブルはとても刺激的で、毎回多くのことを学ばせていただいています。本番では先輩方に負けない歌声をお届けしたいと思います!
早稲田大学理工学術院混声合唱団コール・ポリフォニー、 同OBOG会

 

男声合唱団コール・ヴァフナは、30年以上にわたり、川合先生の指揮のもと演奏を重ねてきました。今回、燦の演奏には、現在の団員は勿論、かつて団に在籍していた方も数多く参加しています。「温故知新」ヴァフナという団の歴史が、燦の船出とともに、新しい第九を生みだすことを期待しています。
男声合唱団コール・ヴァフナ

 

獨協大学の獨は『獨逸語(ドイツ語)』の『獨』です!  今回参加のメンバーは、皆、ドイツ語のベテランばかりです。 『川合先生の指揮で、歌いたい!』そんな思いに溢れる仲間が全国から集まりました。 燦合唱団の美しいドイツ語を演奏会でお届けしたいです!
獨協大学混声合唱団OBOG会

 

実に頼もしい仲間たちですね。引き続き、交響楽団魁、東京理科大学管弦楽団の対談を覗いてみましょう!

内海:交響楽団魁 団長
佐藤:東京理科大学管弦楽団 団長

  • 燦の印象について

内:実際、燦ってどんな印象??
佐:燦ってどんな意味なんだろう、そして誰が名付けたのか疑問に思いました
内:”燦”って名前を決めるまでは、2,3回ほど委員会をしました。笑
燦然と輝く太陽って明るい部分と、太陽(川合先生)に集う団員って理由が主かな
佐:色々な意味があるんですね
内:そうそう。Musikfreundeって意味も“音楽の友(音楽を愛する仲間)“って意味なんだよ、これ
佐:最初Musicfriendだと思ってましたww
内:合ってた。笑

  • 運営委員会について

佐:燦の団員はご年配の方から若い人までいて、川合オールスターズの集まりだなっと思いました
内:そうだね~オーケストラ側も魁っていうOBOG団体と現役生の幅広い集まりだけど、合唱側も同じような感じなんだよね。みんな共通点として川合先生、ここは変わらないね

  • 川合先生ってどんな印象?

内:ちなみに、ナス(佐藤君)にとって川合先生ってどんな印象??
佐:陽気なおじさんですかね。川合先生はよくしゃべりますね、久喜から横浜までノンストップでしゃべってました。結構、おちゃらけた話をしたかと思うと、団の話をきちんとしてくださったり、話の内容もかなり多岐にわたってる印象。あとは人を覚える努力をよくしてると思います。これだけの団体で指導するには、団員のこともある程度は知っている必要があると思うので
内:ちょっと上から目線。笑 でもほんとによく覚えてるよね!そういうところが嬉しいんだけど
佐:1年生が自己紹介してるときにメモしてるのが印象的でした
内:今度テストしてみようかな。笑
佐:いじめですね。笑
内:違います、愛です愛。笑

  • もし2回目があるなら何をやりたいか

佐:カルミナブラーナやりたいです。現役じゃ難しいです
内:あー分かる。俺も大好きでね。3年後、やりましょう!
佐:3年後やるの決まっているんですか??カルミナブラーナは置いておいて
内:なんとなくで言ってるけど、自分が団長の間に実現したいな~
佐:その時に自分はどこにいるのか……
内:魁の役員になってるから安心して!笑

  • 演奏会に向けてひとこと

内:もう発表の場まで時間はないですが、同じメンツで出来るのも最初で最後。最後の1日まで一丸となって頑張ります。皆さまのご来場をお待ちしております

 

みなさま大変お待たせしました、それでは、最後に予告編をどうぞ。


Musikfreunde"燦" 第1回演奏会CM Freude篇

次回は1月1日配信予定です。

お知らせ 12/24 コール・ポリフォニー演奏会

さて、本日は川合先生の姉妹団体の演奏会のお知らせです。

皆さんこんにちは!
混声合唱団コール・ポリフォニーです。
Musikfreunde 燦 の一員として一緒に歌わせて頂いております。

さて、すでに開演まで24時間を切っておりますが、当団の定期演奏会を明日12/24(土)に開催いたします!
なんと【入場無料】となっておりますので、ぜひクリスマス・イブの午後はみなさまお誘い合わせの上、ポリの演奏会にお越しください!
たくさんのご来場をお待ちしております。

混声合唱団コール・ポリフォニー 第56回定期演奏会
2016年12月24日(土)
開場 13:30 / 開演 14:00
会場 : 滝野川会館 大ホール(JR山手線・駒込駅から徒歩10分)
全席自由・入場無料

・三宅悠太選曲集(三宅悠太)
・フォーブス選曲集(Guy Forbes
・鎮魂の賦(上田真樹)

の3ステージを演奏いたします。

 

演奏会|混声合唱団コール・ポリフォニー

 

クリスマスイブのひと時、少しお先に川合先生と仲間たちのステージをいかがですか。

『我らが故郷』

 皆様、初めまして『Musikfreunde (さん)』の木下と申します。
パートはテノール(合唱)。実行委員の一員で、担当は広報と宴会です(笑)。お酒と歌が何より大好き、宴会の司会は芸歴30年です。


 時は師走、ベートーヴェンの『第九』の季節ですね!
でも、私達の記念すべき第一回演奏会で『第九』を演奏するのは、12月では無く、来年の1月、会場はミューザ川崎シンフォニーホールです。12月3日、最初のオケ、合唱の合同練習でした。練習も佳境に入って参りました!


 さて、話は変わりますが、私は平安の歌人紀貫之のこの和歌に胸がうたれます。

人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける

人の心とは移ろいやすいもの。されど故郷の花は毎年必ず咲くべき時に咲くものです。
故郷とはそんな願いと夢があるものでありたいですね。


 人それぞれ故郷はあるもの。生まれ在所、母校、赴任先・・・
 私達、川合良一門下の音楽愛好者にとって、故郷とは?


 『川合良一氏の指揮の下に一堂に会し、音楽を奏でること』それこそが私達の懐かしくもあり、また、将来の夢を育む故郷ではないか!


 東京理科大学管弦楽団交響楽団(さきがけ)早稲田大学理工学術院コール・ポリフォニー、同団OBOG会、獨協大学混声合唱団OBOG会、混声合唱団ロクス、男声合唱団コール・ヴァフナ、川合門下の各団がオケ、合唱の垣根を越えて一つになり『音楽の故郷』を創り上げよう!


『Musikfreunde (さん)』はそんな思いが結集して産声を上げました。


団名も各団代表が案を出し合い決めました。
Musikfreunde はドイツ語で『音楽を愛する仲間』。
燦は『燦然と輝く』の『(さん)』です。


 2017年1月14日、第一回演奏会。綺羅星の如く輝く演奏が出来るよう目下練習中です!皆様のお越しを心よりお持ちしております。

Musikfreunde"燦" - 第1回演奏会

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■曲目

 L・V・ベートーヴェン 歌劇《フィデリオ》のための序曲 作品72
 L・V・ベートーヴェン 交響曲 第9番 ニ短調 作品125

■日時

 2017年1月14日(土)
 13:20開場 14:00開演

■場所

 ミューザ川崎シンフォニーホール
 JR川崎駅 下車徒歩3分、京急川崎駅下車徒歩8分。

■指揮

 川合 良一

■ソロ

 ソプラノ:推屋 瞳
 アルト:向野 由美子
 テノール:髙畠 伸吾
 バス:太田 直樹

■チケット

 全席自由 1,500円
 演奏会は終了しました。

■お問合せ

 musikfreunde.san@gmail.com